メイン」カテゴリ内の記事を表示しています。
何もITのソフトウェアだけの世界の話じゃない。線表とかスケジュールとか、仕事になれば遵守、オンスケが求められる。でもな、プロジェクト管理のABCからいうとだな、線表とか工程表とかには、予実を書かないと意味がない。予定と実績である。つまりプロジェクトの管理者サイドからいえば、予定と実績は異なって当然である。それを線表通りに、スケジュール通りにいっているはずだと盲信するわけにはいかんから、実績を記入して状況を把握して、然るべき対応をとるわけで。こんなこと就職前、新卒前の学生に言うのはどうなのよとか思...
続きを読む≫ 2012/06/25 16:42:30 メイン
とはいえ、遅延の許されないケースというものあるだろ!と反論もあるだろう。それは勿論その通り。総じて、最終の帳尻合わせというのは、必須であることは俺も異論はない。けれど個別の各論の線表部分で、死にたいと思わせるほどプレッシャー与えちゃだめですぜ、という話だ。無能な野郎がいて、そのパートが遅延したら、能無し野郎を交代させるなり、補充をするなり、全部やり直させるなり、強烈な対処をするのは、エライ人の仕事だよね、と。で、全体としては、線表の帳尻を合わせるか、リスケをさせる政治力なり営業力を発揮するために...
続きを読む≫ 2012/06/25 16:40:10 メイン

あまり大きな声で語られることはないけども、ソフトウェア開発の関係者で、自殺まで追い込まれるケースというのは、むちゃくちゃ多い・・とは言わないけども、少ない・・・とも言えないと思うのだ。ここ10年で、俺は3人の知り合いを亡くした。服毒1飛降2だ。
その中心のひとつには、やっぱり線表なんだよな、どうしったって。まあ線表に殺された・・・という話は、IT、ソフトウェアだけに限らないけどもな。
さあ、学生諸君、絶対に忘れるな。ある仕事が、期限通りできなかったとしても、死んではダメだ。それくらいなら会社を...
続きを読む≫ 2012/06/25 16:40:34 メイン
ある有名グループ会社の仕事をした時、そこのそれなりにエライ人は、「キャプテン・ラストが原則なんです」と、一番最初に近い時間に出社し、一番最後に帰るようにしていた。現場常駐でつきあわされる俺は、たまらんかったけど、まあ一応、ある程度はつきあった。ある日、その、それなりにエライ人の上司と、酒席を一緒にさせたてもらう機会があった。「窓があるんですよ、残念ながら。だからキャプテン・ラストとか言っているんです」つまり・・・だ。会社で飛び降りないように見張っておくのも上司の仕事のウチなんだという。「窓があか...
続きを読む≫ 2012/06/25 16:41:20 メイン
無能なプロジェクトマネージャーは、線表ほど大事なものはないとヒステリックに叫ぶ。ああ、確かに大事だよ、だから、それがちゃんと進むように、リソースを適切に配置するために、あんたがいるんだよ。
それはそれとして、線表のプレッシャーで死のうなどと思わないために、線表なんてもものは、考え方のひとつ、物事の捉え方のひとつの方法に過ぎないということを覚えておきたい。
時間は、どこから来るの?、あるいはどこに行くの?は、時代や民族によって考え方が違う。俺なんかだと、前が明日で、昨日は後ろだ。たぶん多くの日本人...
続きを読む≫ 2012/06/25 16:42:15 メイン